中央銀行のデジタル通貨って?
現金が、データになる日。
紙のお札を出してきた中央銀行が、デジタルのお金を考えている。すでに使われている国もあれば、準備を進めている地域もある。
30秒要約
- 中央銀行のデジタル通貨は、中央銀行が発行するデジタルのお金。一般の人向けと、銀行どうし向けがある。
- 国際決済銀行の調査では、答えた93の中央銀行のうち91%が検討している。
- バハマは2020年、ジャマイカは2022年に配り始めた。ユーロ圏は、法律ができれば2029年中の発行を目指している。
お札の、デジタルの姿。
中央銀行が発行する、デジタルのお金だ。
深く読む
二つの種類
国際決済銀行(BIS)の調査は、中央銀行のデジタル通貨を、一般の人が使う「一般向け」と、銀行どうしの決済に使う「銀行間向け」に分けて尋ねている[1]。
暗号資産と違い、発行するのは中央銀行だ。
91%が、考えている。
多くの中央銀行が、デジタル通貨を検討している。
デジタル通貨を検討している中央銀行の割合(BISの2024年の調査、93行)
一般向け・銀行間向けのどちらか、または両方。
もう、使われている国。
バハマとジャマイカは、すでに配り始めた。
ユーロの、次の一歩。
ユーロ圏は、法律ができれば2029年中の発行を目指している。
ユーロ圏のデジタル・ユーロの最初の発行の目標
2026年中に法律ができた場合。発行の最終判断は法律の成立後。
データのお金を読む、目盛り。
デジタル通貨を読むための目盛りを置いておく。
次の問い
NEXT QUESTION発行する国のない、画面の中の資産。NEXT QUESTIONお金の、いちばん奥の蛇口。FIELD NOTESの表紙棚を見る →この記事で言えないこと
- すべての国の、デジタル通貨の進み具合。各国の中央銀行のページで確かめてほしい。
- デジタル通貨の技術の詳しい仕組み。
出典
[1] 国際決済銀行(BIS)BIS Papers No 159: Advancing in tandem(2024年の調査)2025年8月22日・国際機関[2] バハマ中央銀行The Sand Dollar is on schedule for gradual national release2020年9月25日・中央銀行[3] ジャマイカ銀行JAM-DEX Phased Rollout Underway2022年5月11日・中央銀行[4] 欧州中央銀行(ECB)Eurosystem moving to next phase of digital euro project2025年10月30日・中央銀行